ラムダについての懸念

JAVAの新機能ラムダ。関数型プログラム到来と絶賛されているが私はこの評価に戸惑いを覚える。そもそもこのラムダは関数型プログラムにパラダイムシフトできる人間だけがそのメリットを教授できる。一介のプログラマが手を出せる代物ではない。だが技術者にとって最先端の技術ほど魅力的なものはない。最先端であればよく分からないままに使ってしまうのが技術者の悪い癖である。

かつてオブジェクト指向に憧れ、パラダイムシフトしないまま手を出したプログラマがどれほど居たことか。そしたそれは、そのまま負の資産となった。彼等の作ったその負の資産は今だに保守担当技術者を苦しめている。

ラムダもその運命を辿るのではないか。また同じ過ちを繰り返さないことを願うばかりだ。