2013-12-30から1日間の記事一覧

イカとスルメ

ノウハウという資産を過去のSIer達は見つけ育てていた。其れこそ会社の成長の源だと知っていたからだ。ノウハウとは無能技術者が有能技術者に勝つ知恵である。誰でもノウハウがあれば有能技術者と渡り合える。成果を出せる。 いろいろな社員をかかえる会社が…

基準の話

COBOLやPL-1、Cの時代は「バグ率」は品質のひとつに過ぎなかった。所が最近は品質=「バグ率」と皆考えるようになった。少なくとも私にはそう思える。SIerの優秀なSEもバグ率には熱心だが、変更性、解析性、環境性、規格性等々の品質は測ろうともしない。 何…

PMの罪

管理について、そもそも進捗管理をエクセルでやるというのはどうなんだろうと思う。RedMineのようなツールを使えば管理コストは減るのにこれを使わない理由は彼らに知識がないからとしか思えない。エクセルで日々の進捗をつけていたら時間はいくらあっても足…

アサーションを正しいソフトウェアを書く道具として使う

前回説明したようにassert文を使えば正しいソフトウェアを書く手助けになる。これはassert文の最も重要な使命だ。ある重要な原則がある。すなわち「契約による設計」の原則である。あるメソッドを呼び出すということはあるサービスを受ける契約を結ぶという…

アサーション

JavaプログラマGold教科書は名前に反し内容は初心者向けである。とは云いつつ、やはり初心者には難しい箇所もある。その一つがアサーションである。 アサーションとは、プログラマが前提としている条件をチェックし、プログラムの正しい動きを保障するための…