2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
JAVAの新機能ラムダ。関数型プログラム到来と絶賛されているが私はこの評価に戸惑いを覚える。そもそもこのラムダは関数型プログラムにパラダイムシフトできる人間だけがそのメリットを教授できる。一介のプログラマが手を出せる代物ではない。だが技術者に…
「仕様と違う結果」が起きる原因をバグと云う。バグはエラーとは異なる概念だ。 ログイン画面を考えてみよう。 ユーザーIDとパスワードを正しく入力し、ログインボタンを押すとトップ画面に移る。これは正常系というログインの本来の事象だ。 これに対し、ユ…
システム開発に於けるソースコードの正しさとは何か。バグがないこと、ではない。仕様書の記載をソースコードが守っていることだ。仕様書はソースコードのルールである。遵守していればそのソースコードは正しくそうでなければそのソースコードは正しくない…
仕様書が曖昧になる要因に雛形の不備がある。例えばオブジェクト指向設計に於いてはクラス仕様書は必須である。所がクラス仕様書の雛形がない現場もある。そのような現場ではしばしば他の仕様書の雛形が代用される。勿論出来ないことはないことはない。だが…
もしも技術者が常に「明確で論理的な仕様書」を作成できるなら、システム開発など児戯に等しい。然し残念ながら我々にはその能力がない。我々の作る仕様書にはどこかに曖昧な表現がある。この曖昧な表現は人を混乱させ彼等に間違った解釈をさせる。混乱は進…
前に知り合いの営業マンから突然連絡が来たことがある。私を必要としている案件があるというものだったが単価が安くて断ろうとした。然し彼女は面談だけでも出て欲しいと食い下がる。どうやら彼女のビジネスパートナーが技術者を紹介して欲しいと彼女に云っ…
鬼平犯科帳に「盗賊二筋道」という話がある。あらすじはこうだ。高萩の捨五郎という盗人が子供を助けようとして侍に切られてしまう。捨五郎は怪我を理由に盗みの手助けという仕事を断るのだが、それを逆恨みされ、口合人の寺尾の治兵衛と共に命を狙われてし…